人狼物語−薔薇の下国

453 姫と聖地を守り抜け!


守護騎士 カスパル

そうですか...お護りするつもりで御連れしましたが、これは、我々の方が、もっと気合を入れねば、姫やエンバー殿の御妻女に負けてしまいますね。

[ 苦笑混じりに言ったカスパルは、神官長の元を辞した後、旗下の騎士達にも、同じように告げて喝を入れる ]

聖地を守るは武のみではなく、民の心と力も共にある。だが我等守護騎士はその要とならねばいけない。皆心してくれ。

[ 『おう!』と気迫のこもった声を返した騎士隊は、しかし、実の所、数も武装も他国の騎士団には劣る。
聖地を侵略しようという罰当たりな諸侯は絶えて久しく、今まで、まともに敵と呼べる相手と対峙したことのない騎士も多かった ]

油と、火矢を出来る限り多く用意しろ。
剣や槍の修練の足りない者には弓を持たせて壁の内の警邏に回す。
腕に覚えのある者は、堀周りを重点的に固めろ。

[ 出来る限り効率的にと、指示を下すが、明らかに隙無く護りを固めるには数が足りない ]

(守るには、限度がある)

[ では、次にとる手段は、と...カスパルは動きも思考も止める事無く、一夜を明かした ]

(23) 2016/11/02(Wed) 23:02:31

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