人狼物語−薔薇の下国

80 【身内RP村】決戦!妖星の迷宮【22日開始】


戦闘機械 ヴェルナー

― そして合流 ―

[あちこちに枯れた枝などをつけつつ、しれっと最後尾に合流してきた]

[真っ先に金色の眸が探すのは、おそらく一番心配していただろう弟のイェンスではなく、フレデリカの姿である]

『マスター・フレデリカ。
 接近していた魔物を祓いました』

[表情も口も動かず、肩に乗せていただいた水晶玉がそんな音を出す。
 もう、肉声を出さなくなって久しい。

 そう、それは――生死を分かつ怪我を負った日から。
 ヴェルナーという名前の何かは残ったが、それはヴェルナーという名の傭兵の死でもあったのかもしれない。

 あれから眉一つ動かさず。ただ、マスターと認めたものの命令を聞く、妖星の脅威を払うためだけの兵器となった。

 幸い、フレデリカが道理を弁えたものだからこそ、調和やら何やらを学習、するようにはなったが。
 それでも生前の魔物駆逐を掲げていた血気盛んな青年よりも、人間とのコミュニケーションがずっと困難になったのはいうまでもない]

(23) 2013/10/19(Sat) 23:31:07

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