人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


臨時元帥 クレメンス

 そりゃあのう。
 わざわざ儂の前まで来て、一緒に来いと言われてはな。
 儂だって、なにかしてやりたいと思うじゃろう?

[薄青い世界の中、元元帥の身体はだいぶ薄れてある。
手元のウイスキーの銘柄は"Pionnier先駆ける者"。あいつ・・・が好きだった酒だ。
「我が友へ」と書かれたものでもある。>>4:1]

 お前のところには行けんかもしれんが、構わんじゃろう?
 儂は、あのふねが好きなんじゃよ。
 あれと一緒に朽ちていくのも、悪くは無かろう?

[誰に向けて話しかけているわけでもない。
ただ、グラスはふたつ置かれていた。]

(22) 2017/11/15(Wed) 16:55:35 (catroad)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby