[ずびっと鼻を啜り、パチンと自分の頬を戒めた。……泣いてる暇はない。一言一句漏らすまいと、カークの言葉に耳を傾けていると、……予想外の言葉。]…え、人狼の、爪痕?銃で撃たれたんじゃ…[動転し、意識も留めずに血を塞ごうとしたものの、言われて改めて見ると…確かにそうだ。横一線に走る爪痕>>11に、困惑の顔をした。(いや、じゃああの銃声は……。)そう思い、慌ててカークを見ると、右脇腹を押さえていて…。>>4]