どうでもいい。
[此方の回答を繰り返すシモン>>17へは、さらに此方も繰り返す。]
簡単なことだよ。はっきり言わせて貰えば、人間も人狼も大差ない。人狼を悪だと思う気持ちもなければ人間が正義だと思う気持ちも更々ない。
僕にとって大切なことは“僕に仇なす者があるかないか”だ。僕を害しようとするなら人間だろうと殺すし、僕さえ害しないのであれば、人狼だろうと関与しない。その逆も、また然り。その相手の正体なんて心底どうでも良い。
そうだね──
──もしも君が人狼ならば、僕を害そうとさえしなければ殺さずに見逃してあげよう。
[人狼など恐れるに足りないと言わんばかりの不遜な態度を隠すことなく、しかし、その様子は普段通りのまま。研ぎ澄まされた刃のような、一介のパン屋が放つようなものではない殺意を言葉に乗せて、軽く向けてやれば些か言葉の説得力が増すこともあっただろうか。]