「………カレル…………」[懸念は本当になってしまった。カレルの死を知った…は途方に暮れていたが。]「……諦めるもんか」[ずび、鼻をすすって正面を見据える。]「あんなに頑張ってたカレルの死を無駄にするわけにはいかん。ここが、踏ん張りどころだね」[涙で震える声で、己を叱咤した。]