人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


元首 カナン

[それでも彼らが恐慌に陥らず逃亡もしないのは、戦士となるべく生まれ育ったという自負と、彼らの先頭で剣を振るう元首の存在があったからこそだ。
槍ではなく剣を持つ元首は、誰よりも敵に近い場所にいる。
繰り出される槍を払い、柄を踏みつけ、盾の上から斬りつけて、防御が下がった隙に剣を突きこむ。
それを周囲から狙われながら、やってのけた。

幼い時から周囲は敵ばかり、いつだって敵の方が数が多かった。
そんな中で退かず媚びず戦い続けてきた結実がここにある。]

(22) 2019/11/08(Fri) 23:26:07

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby