― 『澱み』の集う場所 ―[落ちるに任せていた身を、柔らかな風が受け止める>>11] 貴殿は……![ゆっくりと海面に降り立った後、声を掛けられた方を見れば、ユウレンの客人と思しき小柄な姿があった] 有難うございます。 貴殿のご活躍も、見事なものでした。[短い礼と共に頭を下げる。 長話をする時間はなさそうだった]