[闇色の竜の五つ首が一つずつ、落ちていく。大分弱ったな、などと思った直後、上空を取ったガルーダと狩人に動きが生じた。雄叫びが響き、天空に紅が閃く。>>11飛び降りながらもチャージを続ける狩人が闇色に肉薄し、己が相棒の名を呼ぶ。応じる声、羽ばたきが生み出す熱風。>>13それを受けて放たれた矢――否、炎の鳥が闇色の竜を射抜く。巻き起こる光と炎の奔流は闇色を焼き尽くし、そして――]……見えた![闇色の竜が消えた後。奥の祭壇の上に、闇色の球体が浮かび上がる]