!! ……あれは、[>>2:430 視線を手前に戻す。先程、自軍を横から攻め立てた騎馬兵隊だ。その先頭に、恰幅の良さそうな将軍の姿が見える。年齢は兄将ぐらいだろうか―――いや、もっと上か。] 背後から襲うたァ、狡い奴だなぁおい! ――――追い掛けるぞ!! [そう叫び、軽歩兵隊を率いる足を速めるものの。此方は馬を持たない身。到着は暫し遅れるだろう。それでも、200余りの兵士が襲い掛かれば、向こうとてただは済まない。**]