ステファンやシェットラントと…、そうか。
…ああ。君はノトカーと同室だったな。
……。
[ノトカーについては、先に受けた報告>>1:915もある。
彼の顔を見たまま、少しの間、物思うように沈黙した。
彼の立場であれば、既にかつての友の変貌も知っていようが]
…。全てが消えたわけでもないさ。
[ぽつとそれだけ、慰めにもならないことを口にした。
クロイツの齎した報告が真ならば、ノトカーは未だカサンドラに何らかの情を残していることになる。
敵となり変わってしまったかつての友といえども。
変わっていないものもあろうと、
それが慰めとなるか逆となるかは分からないことであるけど]