人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


籠の天使 メレディス

 ……お前の、もの?
 そんな、わけない……私は、わたしは


[神さまに見捨てられたのだとは信じられない>>10
いや、実際はそうなのだ、と分かっていたのに。かぶりを振った。たすけて、いやだ。怖い、穢れてしまう。浮かぶのは拒絶ばかり。産まれたときからの信仰を捨てられるはずがない。
自害を選ばないのはそれが反する行為だからに他ならない]


  ……ぁ……ぅ


[瞳から溢れる雫を止められないのと同じように
唇が赤く染まるのを拒めない。唾液が糸を引き銀色を紡ぐのを気にする余裕もなく。べリアンから逃れようと足をばたつかせ。
身を捩った。感じる訳がない、快楽を求める訳がなく

彼の言葉に――囁きに涙を零した]

(22) 2018/03/21(Wed) 00:04:07

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