ロヴィン、心配したぞ……!君達は…?[長男の無事を確認した後、男は共に居た二人に声を掛ける。良く見れば二人の耳が長い。どうやら彼らはエルフらしい]息子を助けてくれて感謝する。私はヨセフ・トネール・ド・モンテリー、王都の人間だ。今度お礼がしたい。可能なら、王都の私の屋敷に招きたいのだが…。[エルフは森に隠れ住むような生活をする者も少なくない。人と関わる者は変わり者とされることも多い。遠慮するようであれば、またここに来ると約束し、その日は別れることに]