[ほら、先ずは集まった面々に挨拶だ。そういうのは大事だからな。胸元―己は相棒の首から下がっているシルバーネックレスに宿っているから仕方ない―からそうせっつくと、相棒――ツェーザルはがしがしと首筋を掻いた。]…あ、えーっと。本日はお日柄もよく?皆さんとこうしてお会い出来て嬉しいです。俺は紫電の魔剣やってるツェーザルっていいます。若輩者ですが、今日はどうぞ宜しくお願いします。[そう言って相棒は頭を下げた。棒読み感があるが、練習した甲斐はあったかな。]