でも本当に直ぐですよ?魔力もそうですが、体力も温存しておいた方が良いのでは…?
[はてと首を傾げつつも強く言わないのは、あまり早くついても不安だからだ。何がと問われると困るのだが、むしろ遠回りしてしまいたい気持ちもある。
歩き始めた相手の傍につく形で歩き始めると、時折高い場所にある果物を見つけては軽く風をまとい、直接取りに行ったり風の刃で切り落としたりしては相手にいくつか手渡していく。
自分も小さな木の実をモグモグと食べたりしつつ]
でも、シェットラント様。噂では温泉が有名なようですね?
そういう村のお宿は高かったりしませんでしょうか…安いところ、あると良いですね?
[お金の計算は苦手だ。だが、生来の妙な貧乏性もあり、そんな…黒い光とは別のところの不安まで口にする]