人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


皇 大河 タイガ

 
…いいや。相変わらず足癖が悪いことで。


[わざとらしくにやつく顔に、にこやかな皮肉を返し。
視線を合わせる間もなく、窓の外へと戻ってしまった隣――炉の後頭部を何気なしに眺める。

窓の外を流れていく景色。
硝子越しに差し込む光に、透ける髪。華やかな金色に眩しさを覚えて目を細めたその口元に、笑みが浮かぶ。]

(22) 2014/10/16(Thu) 02:31:57

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