>>21――クソ、ホント寒ぃな…[毎冬の事なのでもはや常識であるはずなのだが…やはり慣れるものではない。ぼやきながらも向かった先はパン屋。]おーおー、相変わらずマメだ事。[綺麗に雪を除けられた店頭、また雪が降ればすぐ元の木阿弥だろうにという気持ちよりも感心が先に来る。]よっ、お邪魔するぜー。[軒先で綺麗に靴に付いた雪を払い落とし、恐らく店番しているだろう見知った顔に声をかけながら店内へと身体を滑り込ませる。]