── Nルーム ──[ ナイフを片手に駆けるミーネ。>>10軽やかな動きで、そのナイフは、テーザー銃を持つ腕へと迫る。だが、近距離武器ののナイフに、遠距離武器の銃で対峙した意味。ナネッテは、飛び掛られてまで、その銃を撃つつもりはなく。何せ自分まで感電したら、面倒だから。ナイフが掠め、チリッとした痛みが腕へと走る。僅かな出血を伴うものの。滑らかな動作でナイフを銃身で受け止め、振り払うように往なす。そのまま、鳩尾目掛けて、銃を持っていない手で、掌底を叩き込もうと。 ]