[ 道中でヴィクトリアに会った時、
セルウィンのことを聞けただろうか。>>13
彼女が落ち着いていない様子なら落ち着かせて、
落ち着いていたら詳しい話をしてくれるように促して。 ]
…セルウィンの方にはあとで僕が行くから、
君は、マーティンの傍にいるカサンドラに、このことを
[ 知らせて欲しいと頼む。
別れ際の彼女の様子>>7が気にかかったが、
今は、カレルの方を優先したかった。 ]
気を付けて…、ヴィクトリア。
一人で行くなら、危ないと思ったら直ぐに叫び声でもあげ給え。
カレルのことは――任された。
[ 彼女の言う、
"ご主人様"を自然と、カレル、と読んでいることで、
彼女の身分を考古学者が知っているのだと、
落ち着けば知るところになるかもしれないが
そこまでを今のロー・シェンが考える余裕はなかった。* ]