[>>6ジークムントは左目の事には気付いていないようだ。何もなければ自分から口にする事はないが、いつどうなるやもしれぬ状況。言っておくべきか悩むが。ジークムントが笑みを漏らせば、其方に意識が移り。]そうしてくれ。うっかり目の前で死なれたら寝覚めが悪いんでな。[憎まれ口を叩いてそっと息をつく。そして右肩を叩いた後にはたと自分のした行為に気づき。]……。――ほら、早く怪我を治せよ。[懐かしむような穏やかな笑みを浮かべる相手にぶっきらぼうな言葉を向ける。]