[ 本部の方へ移動する途中、何やら屋台に集まってワイワイしている学生達の中に、同期の姿を見つけて高度を下げる。 ]ダーフィト、どうしたんだ?え、迷子?[ 鈴カステラを焼く匂いにつられて親と逸れた少年を保護したという。 ]この辺りには親御さんは居なさそうなんだな?それじゃ一度、本部に連れていこう、俺も丁度、寄ろうと思ってたから。[ そう申し出れば、感謝の言葉と共に、鈴カステラを三袋手渡された。青年への礼と、ノアへの駄賃、残る一袋は迷子の少年へということらしい。 ]