……ま、そうは言っても。今更、やっぱり帰る……なんて言うのはいねぇよな?[そんな事を言う奴はいない、と。そう、確信しながらの言葉は、問いの形をとりながらも問いというよりは確認の体]てーわけで。さっさと薙ぎ払って、先に行くぜ。[言うだけ言って、門の向こうへ躊躇いなく踏み込む。その歩みは、ついてこないはずはない、という信故に、揺らぎなどは全くなかった。**]