人狼物語−薔薇の下国

516 ルー・ガルー戦記 10 〜ブリュノー救援戦


華冑の影 レト

― 行軍中 ―

[東を目指して馬を駆けさせる猿の親玉の手首には、カラフルな腕輪が嵌っている。
ほんのり香る小袋は、無くしちゃいけないからと懐に納めていた。
目ざとく見つけた猿の仲間から「なんすかそれ」と訊かれて、にやにや笑う。]


 やー。
 俺ってばモテちゃって仕方ないからなー。


[「へー」と相槌打った方もにやにや笑う。
女の子から贈り物をもらうことは多いけれど、普段は横流しばかりして、自分で身に付ける事なんてない、と知ってるにやにや笑いだった。*]

(21) 2019/02/16(Sat) 22:30:10

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