確かに、騒がしいが、結構物騒な騒がしさだからなあ。
[ 上空の気配に近付くという提案には>>13苦笑を返す ]
とはいえ、ここでじっとしていても、どうにもならないのは確かだ。危なくなさそうなところまででも、見に行ってみるか?
[ 近づきすぎなければ、と、思うのは、翼を操る感覚に支障を感じないせいだ。
そもそも自分は死人で、我が身を護る必要を感じないとなれば、何があっても、この少女を庇う程度のことは出来るだろう。
ジルが同意したなら、ゆっくりと琥珀の翼を羽ばたかせ、先導するように、上空へと身を運ぶ。
途中、他の異邦人に出会うこともあるだろうか?* ]