[視界の端で公子の位置を捉えれば、妖魔を一匹屠ったところ。べったりと護りにつく必要はないと見てとって薄らと笑った。銃声に続く呟きが耳に入れば、眉が上がる。>>18] 誤射する程度の腕しかないのなら、下がっていたほうがいい。[皮肉も揶揄もまったく籠らない淡とした声で言う。]**