人狼物語−薔薇の下国

471 overlap memory/重なる絆(続)


尉官 ドロシー

― 回想・2日目>>11

 ご苦労さま。

[手元の資料に気を取られていて、
通路を開けてくれた相手が例の相手だと気付くのが一瞬遅れる。
横を通りすぎたところで振り返り訊ねたが回答は否だった。]

 なんだか知り合いに似ている気がして。
 まだ名乗りもしていなかったわね。

 ドロシー=ディレイ中尉です。
 ……よかったらまた話してもいいかしら。
 
[それがどんな知り合いなのかも思い出せないけれど、
同日配属となればフィオン自身にも親しみが沸く。
ドロシーと違い実務部隊ならばなかなか暇はないかもしれないが
食堂等で顔を合わせる事もあるだろう。

廊下でのやりとりを誰かに見られていることも、
フィオンが後々いじられているなど露とも知らずに
顔を合わせると笑顔で手を振るのだった。*]

(21) 2017/02/09(Thu) 21:46:54

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