『マスター・フレデリカの任務完了。
星の欠片を採取』
[魔物らが倒れた後に残った石の欠片をぎこちない動作で拾う]
『エネルギーポットに装填。抽出開始』
[そしてそれを全て腰につけた袋に入れる]
[魔物を倒すために使用したビーム兵器などは、全て星の欠片がなければ動かすことができない。
妖星の災いを祓うために、妖星の欠片の力がなければ動かぬ矛盾。
それが、戦闘機械ヴェルナーの存在であった]
『合流する』
[靴が浮かび、車輪が生える。
眉一つ動かさず、馬要らずの速度で、一行に追いつくのであった]