人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


王国軍部隊長 セルウィン

― プラメージ王国軍野営地 ―

 はっ――ベリアン様!

[浮足立った一団の中に顔を出す者があった>>16
 それがかつてからその名を知っていた上官と気付けば、瞬時に姿勢を正す。
 貴族としての社交の場で挨拶を交わしたこともあったが、この場での彼は軍の指揮官であり、ずっと上の立場にあった]

 ……そうだな、先回りして不安になるものでもないか。

[柔和に諭す声はこちらにも届き、セルウィンは考えを改めた。
 最善を尽くせるように、との声に応えるよう、休息の場や日常業務へ戻ることを周囲へ促していく]

(21) 2019/10/30(Wed) 23:50:10

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