― 月の舞台 ―[手にした石に力を向けるより前。聞こえた声>>17に、紫苑色はひとつ、瞬いた] ……何か、間違っとらんか、それ。 いや、石に願いをぶつける、というのは、ある意味間違ってないが。[淡々とした突っ込みが零れて落ちる。請われるならば、この場の由縁を説明した後] ……しかし、なんだ。 個性的な格好だな。[ぽつ、と零したのは、こんな呟き。*]