さて、そこのは――森の者か。[魔王の眼前にあってなお、明るく確信に満ちた表情で振る舞う巫女>>14。 魔王の知を持ってしても読めぬ相手――こういう者ほど警戒すべきであると、魔王の経験は告げている。 とはいえそれを表情に出すことはなく、余裕ある表情で勇者一行の出方を待つ*]