[庭に誘うように背をそっと押されれば>>20、まるでラビリンスの様に廊下の先に彼女の立ち位置は変わる
競争と、その言葉と共に小走りに駆けて行く彼女
その背を追いかけかける、駆ける]
あ、まってベル姉ちゃん
[あの頃よりは多少は体力もついたけれど、彼女の駆ける姿は軽やかで。なかなか追いつけないやとちょっとだけ唇尖らしつつその背を追いかける
回廊を駆け、広間を抜けて
そして庭への入口につけば黄金の絨毯が2人を出迎えた]
わぁ、凄いや……
[舞い散る銀杏の葉に暫し見惚れていれば、視界の端に1人の老婆が映った>>17
少し恥ずかしげに手を振ってみたが、果たして彼女は気付いたか*どうか*]