人狼物語−薔薇の下国

383 【SF人狼騒動RP村】 Sleeping Silver  Sheep  〜 猫と兎も 勘定に入れません 〜


聴く人 シメオン

[風船のようにあわあわと、逃げようと空を引っ掻く白猫から、説明書の在り処を強請り取れば。>>18
未使用の装置の一つに駆け寄って、銀の羊に指で触れる。

Sleeping Silver Sheep?

この状況で冗談としか思えない、“安らかな眠りのシンボル”に眉根を寄せるも、それでもこの装置は、救うための一時の命綱にもなるはずだ。

目の前に浮かび上がる体感式ホログラフは、実物そのものの質感を供えて感じられる、冷凍睡眠装置のミニチュアだったか。
順を追って動くそれを、確かめながら操作を進めれば、素人である青年にも程なく準備を終えることは出来ただろう。

その段になって、はじめて。
恨みがましそうな、あるいは単に痛そうな目で、Nルームの隅っこでしっぽを舐める猫のホログラフがいたとしたら]


 ……すまん、つい。


[片手を挙げて、謝罪しただろう。]

(20) 2015/10/18(Sun) 02:14:44

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