人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


銀月の奏者 ソマリ

[例え、それによって不本意に縛りつけられ、不当に命を奪われかけたのだとしても。

音楽は、彼にとっては何よりも身近にあり、そして、何よりも温かい繋がりをより強くしてくれたものだった。

だから、全てを捨て去っても、完全に切り離す事はできず。
ヒトとしての在り方を捨ててもなお──拠り所たるその曲だけは奏者の内に残されていた]

[そうして、唯一残された歌、そこに込められた想いと。
幼い頃からずっと抱えていた孤独と。
それらが、無意識、求めたもの。

それが、自ら『種』を与えし同胞を他よりも気遣う理由とは、当の奏者も未だ、気付く事はなく。**]

(20) 2014/06/08(Sun) 22:15:53 (tasuku)

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