[やがて繕い終わった上着を受け取り、借りていた布を返して。動けるだけの余裕ができると、改めて周囲を見回した] さってと……とりあえず、どうすっか。 ……目印になりそうなモンもねぇし、川沿いに進んでみるか。[言いつつ、視線を向けるのは川の下流。同意が得られるなら、そちらに向けて歩みだす。*]