……怖がって欲しいのかしら?
[怖くないのぉ?という言葉>>16には、首を傾けて、そう問うた。
普段みたいな口調を保ちながらも、息が上がっている。]
そうね、その刀が私に向けられれば
……怖いわ。
でも、私も彼を選んだもの。
……怖がる権利はないのよ。
[たまたま、振り下ろしたのが貴方だっただけ。
暗に、私も殺したのと同じと伝えてみる。
とはいえ、手を汚していない人間が、何を言うかと思われるかもしれないけれど。
彼の目が、怖かったというのは、内緒にしておこうかな。
今はいつもの目に、戻っているから。]
本当に、大丈夫じゃ……なさそうね。
とりあえず、彼オズはコクーンに入れるから
休んで。
[どうやら、その辺で雑魚寝する気らしく、壁にもたれかかり寝る体勢に入りそうな彼>>17に思わず苦笑した。
何もこの部屋で……と思わなくもなかったが、寝る気が出たのに水を差すのもはばかられる。
だって、倒れるまで動きそうだし、この人。
あとで、掛けるものもってこないとね、と思いつつ、風邪ひかないでよね、と声だけ掛けておこう。*]