人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の族長 ガートルート

ルート。

[愛しの従華を受け取って、蒼月はどうしたか。
ともあれ緋色の獣は傍に立つ銀髪の青年に向き直った。

さり気無く右の手のひらを宛てがった右目付近は、離す頃には剥がれた皮膚は戻り、罅を残すのみである。
さすがに肘から下が殆ど緋色の鱗と黒い爪の剥き出しになった左腕は、隠しおおせもしないだろうが。]

良くやった。

[無事な右手でその銀の髪を撫でる。
それから、擦り切れた陣羽織ですっぽりと隠すように覆った。]

充電しなきゃな。

[頭を抱き寄せて、額をごりごりと押し付ける。
俺が、なんだけど。小さな呟きは、青年にだけは届いたろう。**]

(20) 2015/10/09(Fri) 02:47:11

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