人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


辺境伯嗣子 オクタヴィアス

― クリーク砦 ―

[チャールズが持つ気迫は視線だけで相手を圧する。
彼の周囲に見えない壁があるように思えた]


 ────……


[砦の外には遅れていた騎兵が徐々に集まりつつある。
枯れ草の残り火に馬が怯え、御するのに苦心していたり、未だ続く外の妨害に対応していたりと、足並みが揃うにはまだ先だが、それも時間の問題だ]

[オクタヴィアスは己を護る騎兵の一人に目配せする。
それは上屋敷の守護兵の取り纏めを任されていた者。
心得たと頷く彼を確認した後、目の前で繰り広げられる剣と槍の交差を具に見た。
時折、オクタヴィアスの視線はその奥へと向く**]

(20) 2016/02/17(Wed) 01:25:05

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