人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


楽師 カスパル

―昼→夕方―

[また頭を整理したくて、再び外に出る。一人でいたマレンマが大丈夫なら、一人でいようが複数といようが危険は変わらないだろう。まだ太陽も出ている。
誰かがついてきたのなら共に出掛けただろう。

いつかの沢に足を向ければ、まだ濁りがあった。けれど、もうすぐ清流へと戻るだろう。自分の心と対照的なそれが何だかおかしい。前と同じように沢に足を浸して笛を取り出す。
今は、狼は誰だろう、とかは考えない。

ただ、レトへ、生きているならローゼンハイムとゲルトへとこの調べが届くように。
必ず助けるとの決意を込めて。*]

(20) 2014/04/16(Wed) 12:47:07

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