― 水軍旗艦『八幡』・甲板 ―
[キアラからの報告>>12は分からぬ単語もいくつかあったが、ともかく『澱み』というものをどうにかしなければいけないことは理解した]
そこまで大事となるならば、放っておくわけにもいくまい。
海は我が国の営みの大部分を占めるもの。
我々にとっては死活問題だ。
[ユウレン側の独断で引き受けたような形だが、あちらもシンシャが断らないと判じてのことでもあろう。
事実、後に行われた正式な申し入れに対して兄は諾の返事を送っていた]
何が起こるか分からぬからな。
万全にて臨もう。
[休む、という話に同意を向けて。
連絡員を使い兄への報告と休息の周知を行った]