人狼物語−薔薇の下国

554 虹竜彩菓 ― 騎竜師学校祭典中 ―


修練生 シメオン

…………そもそも、どうして急にお菓子や魔法生物が現れるようになったんだろうか。

[それはアイリが思案していることとは、些かずれていただろう。
だが、少年としては気になっていたことだった]

今ここにはお菓子が……いつもよりたくさんある。お祭りだからね。
ここにあるだけじゃだめだったのかなあ……、
もっと欲しくなったとしても、屋台やってる誰かに頼めばよかったのに。

[いかに探偵っぽい思案を始めようとも、
もちろん少年は本職探偵ではない。
そこまで考えたところでやっぱわからぬ、という心境になり、
ため息をついたのだった**]

(20) 2021/12/08(Wed) 01:46:57

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