人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


流民 ロー・シェン

[かといって他の皆がベッドで寝ている訳でもなく
何処ででも眠れてしまうのは、習性なのかもしれない気がし。

夜の散歩に出向いた面々を待つつもりだったけれど
結局、自分もそのまま窓辺で眠ってしまったようだ。

持ち上げられた頭の下に枕を押し込まれて夢現、
何故か使命感に満ちた表情のリヒャルトの姿がそこにあり。

きっとこれはリヒャルトの匂いなのだろう。
『ありがとう』礼を述べつつ、良い香りのする枕に頬を沈めた]

(20) 2014/04/15(Tue) 14:41:53

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