― 光の船 ― で、あろうな。 天にも手を伸ばさんとする不遜の輩、 ただの一度如きで折れる程の軟でもあるまい。[報告>>2を受け、穏やかな表情とは裏腹に、 熾烈な光が大天使の瞳に煌めいた。 天を目指すが不遜であるには変わりない。 けれど天を目指さんと謳う以上、 そこに相応の強き意思を求めんとの心も矛盾なくあり。] 監視を続けよ。 抵抗はすべて完全に潰さねばならぬ。[だが。それら全てを粛清する意志もまた厳としてあり。]