― スラム街 ― ……ほう。[向けられた言葉と笑み>>9に、何か知っていることは確信するも。 彼の言う通り、それから間もなく異変は起きた] なんだぁ、今のは?[訳知り顔の猫耳は放っておいて、手近な屋根へと飛び乗った。 その際"何もないはずの場所"を蹴ったのは、近くにいる相手に気付かれていたかどうか。 高い所から周囲を見渡せば、先程まではあったはずの人の気配が、全くなくなっていることに気付く。 そしてそこに頭上から響く声>>#1]