― 綿菓子屋台 ―[そうこうしている所に、飛来する影>>15。 大きな竜の姿に、幼竜はびっくりしたように翼を丸くする] わっ、お客さん……ですか?[誰かの騎竜だろうか、などと思いつつ、薄藍の翼竜に話し掛ける。 残念ながら、相棒でない竜が答えてくれることはない。 代わりに、というわけでもないだろうが、それに追いつくように現れた青年>>16が注文を口にした]