人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


申 炉 ロー・シェン

―乗車直後―

[座席の窓際と通路際を選ぶ際、勝手に窓際を選んだ自分に大河からの文句や嫌味でもあっただろうか。
何か言われたとしても、どっかりと座り込んで舌先を見せれば譲る気がないことを示せば我が儘を通せたはずだ。

目的地は遠く、その分移動時間は長い。
その間、外の景色という逃げ場がなければ隣同士、少し手を伸ばせば簡単に触れ合える距離感に耐えられそうになかった。
主に羞恥的な方面で。**]

(20) 2014/10/16(Thu) 02:11:38

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