人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


吟遊詩人 ソマリ

「ホートン砦で、魔物に止めを刺したらしいの。
 壁画の邪神の使いの魔物にそっくりだったって。邪悪な知恵の守護者の……でも、アイツにトドメを刺したら、アードも倒れてしまったって。

 司祭様も来たけれど、眠りについているだけで、異常はないっていっているけれど……もう3日も……」 

 ――伝承の呪いと同じか。 
 ……あぁ、だから。アードの症状については皆口が重いのだな。
 
[穏やかに対象を死に至らしめる邪神の呪い。
 相手が死んでしまっているが故に、術者に解除を希うことはできず。少なくともより高位の術者が早々に解除せねばならない。問題は、あまりにも緩やかに穏やかに死に至るが故に、「呪われている」ことすらそもそも気付かないことが多く、手遅れになってしまうということだった。]

(20) 2014/03/26(Wed) 23:18:46

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