……なんてね。
貴方の反応が可愛かったので、つい。
[ふふっと笑った。
もし村の者が見ていたら、またかと思ったかもしれない。
それくらい、似たようなことを誰にでも言う男だった。
少なくともこの村に来てからのジムゾンは、ずっとこんな感じである。]
ああ、元々この村の方だったのですね。
ずっと昔ということなら、色々と村も変わって──……いや、そうでもないかもしれないですね?
[のどかな風景を見回してから、言った。
昔の村を知らない神父には分からないことだけれども。]
…そうですか、ありがとうございます。
[気を使ってくれたのだと解釈した神父は旅人に微笑みを向け、そして宿屋へと。**]