[周囲を見回す。チャールズの最後の命>>5:340に従い、敵陣は既に動いていたか。駆け寄って来た兵がどうするのか、と問うにの青年は息を吐き] ……追撃はしねぇ。 無駄に死なせる必要はねぇんだからな。 『でも、それじゃ……』 わあってる。 動ける奴は、下流に急ぐぜ。 ……ま、あいつら次第なとこもあるが。[あいつら、と言いつつ見やるのは、南側まで渡って来た敵兵たち。彼らがどう動くかにより、兵力を分けねばならぬから、と。思案巡らせつつ、銀灰は西へと向いた。**]