[ 何故付いて行かなかったのか。 それは何か、第六感の様なもので ロー様に任せても大丈夫だと感じたから。 …………いや、それは言い訳だ。 今の私は主人に合わせる顔がないから、 だからまた、逃げたんだ。 ────私は 主人が大変な時に側にいられない役立たずだから。 ]