― 湖畔 ―[片付けと身支度を終えた頃合いのこと] 何か……足音がしますね。[人間にしては奇妙な歩調の理由はすぐに知れた。 馬に乗った人>>11と、それを先導する人>>13。 二人組であり協力関係であることは、その様子から見て取れる] こちらへ来るのでしょうか?[既に炊事の煙を見られているとは知らぬこと。 この状況での自分たちへの用など、一つしか思い浮かばない。 警戒するように杖で地を突けば、周囲の草がざわりと揺らめいた*]